ひよことおさんぽにでかけよう!

ルキ=私  ルウ=4歳の娘  チャーリー=旦那様  楽しく子育て奮闘中!

はじめてのおるすばん

はじめてのおるすばん」という絵本を知ってますか?
私が子どもの頃、何度も読んでもらった本のひとつです。

3才の女の子が、初めてお留守番をするお話です。
お母さんが出掛けて1人になると、郵便屋さんが小包みを届けに来たり、新聞屋さんが集金に来たり…
玄関チャイムがピンポ〜ンと鳴るたびに、女の子は不安になります。
中でも新聞屋さんが、ドアポストから部屋の中を覗くところの絵が、子どもの頃にはとても怖くて、
描写にある「柱時計のチクタクいう音」と共に覚えています。
女の子が泣きそうになった時、お母さんがお土産を持って帰ってきて、美味しそうにプリンを食べる所=留守番できたことの達成感も印象的でした。

その絵本のおかげか、子どもの時の私は留守番が大好きでした。
母に「“はじめてのおるすばん”、できる?」と聞かれると、大冒険をするような気になってワクワクしたものです。


だからと言う訳でもないのですが、先日、チビタンにこの絵本を買って読んであげました。

  私「“下駄箱の上の木彫りのクマが動いたようです”」
  チ「ハッ!」

  私「“ピンポ〜ンと玄関のチャイムが鳴りました”」
  チ「コワイ!」

  私「“ドアのポストがガチャリと開きました”」
  チ「おばちぇ!(おばけ)コワイ!」

3才のチビタンは、登場人物の女の子と一喜一憂。
絵本のお母さんが帰ってくると、嬉しそうに笑い、お土産のプリンの絵を見てなんだか幸せそうでした。
チビタンも当時の私もプリンは嫌いなのに、この満足感はなんでしょうね。


さあ、では、だからと言う訳ではないのですが…
    チビタン、初めてのお留守番、してみようか?
と、私が1人でウヒヒと思っていると、チビタンが言った。


  「チビタンは、おるすばん、しないよ!」


………
………

この脱力感はなんでしょうね?