ひよことおさんぽにでかけよう!

ルキ=私  ルウ=4歳の娘  チャーリー=旦那様  楽しく子育て奮闘中!

じぃじの愛

今日、ルウとじぃじの話をしたよ。

あの頃はルウは一歳で、まだ簡単な単語しか喋れない赤ちゃんだったけど、大人の話しかけはちゃんと理解していて。
 
じぃじの家に行くと、なんでも興味を持ったものを手にして遊んでいたから、鉛筆や刃物なんかは高い所に置いていた。
それでもうっかりペンなんかを机に出しておくと、それを持って書く真似をするので、じぃじが「ルウ!だめっ!」って怒ってた。
 
赤ちゃんなんだから、もっと優しく言えばいいのに、「ルウ!だめ!だめっ!ルウ!」ってさ。
 
ルウが歯ブラシをくわえて歩いていると、「ルキ、やめさせろ、危ない!もっと注意しなきゃだめだっ!」って私も叱られた。
 
ルウは、じぃじの後ろに置いてあった引き出しの中にも興味があったのだけど、じぃじが恐くて近づけなくて、じぃじがトイレに立ったりすると、ニコニコ顔でじぃじの席に座って引き出しを開けていたよね。
じぃじが戻ってくる音がすると、ササッと逃げていたっけ。
 
「みんな叱らないから、僕が叱るんだ」って、それがじぃじの孫自慢。
 
バイバイの時、腕を上げて手首をくるりと返す、それがじぃじの挨拶。
家では、由羽は手首をくるりとして、「このじぃじがね」と説明してくれることもしばしばあった。
今、由羽はじぃじの記憶がないと言うけれど、頭の奥にひそかに隠れていると思う。
 
小学一年生のルウを見て、じぃじはなんて言うだろう。
躾が甘いって、また私が叱られそうだね。
それとも、ルウの健やかな成長を喜んでくれるかな。
 
お父さん、お誕生日おめでとう。