ひよことおさんぽにでかけよう!

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虎之助の心臓

虎之助のハードディスクを取り出しました。
と言っても、私はメモリの増設くらいの経験しかありません。
ドライバで機械を分解するのは昔から大好きですが、やったことがあるのはせいぜい置き時計やビデオデッキくらいです。

でも、今回は やるッきゃない!! んです。
詳しくは、11月13日と12月7日のブログ参照です。


ハードディスクの取り出し方を写真付きで紹介しているホームページを見つけ、何度も読んで段取りを確認しました。
ネジを3本外して、パカッと背面を開けて、「ほらすぐそこにハードディスクがありますよ」的な、意外と簡単そうな構造でした。


ところが、解説された部分のネジ3本が、虎之助には2本しかない。
しかもプラスドライバーで良いはずなのに、虎之助はネジ山が星形のトルクスドライバー。
……嫌な予感がプンプンします。

案の定、背面をパカッと開けるのではなく、前面の液晶画面の額縁をガキッと開けたり、液晶のシートのようなものが、アルミのテープで貼り付けてあるのをベリベリと剥がしたり、解説には書いてなかったネジを何本も外したりして、ようやくハードディスクが見える状態になった。
ここまでで外したネジは6本。
でもハードディスクの場所は分かったし(全然、構造が違ったけど!)。
ネジ山も壊さずに丁寧に開けられたし、パソコンの中身が見られる貴重な経験もしたし。
まあ、いいか!
と、ホッとしたのも束の間。
ハードディスクをよーく見て、愕然とする私。

ハードディスクは、どう見ても基盤の下にある。
しかも、基盤の上にはさらに基盤。そしてたくさんのケーブルが繋がっている。
写真の解説は、一番上にポンと乗っかっていて、4箇所くらいのネジを外せばいいように書いてあったのに。
……まったく!ぜんぜん!すべて!何から何まで!構造が違うんですけど…!!!!


20分ほど観察したけれど、やっぱり基盤を外さないとハードディスクは取り出せないと判断。
もうパソコンは壊れているんだから、元に戻せなくても良い!と覚悟を決め、ネジを1本ずつ外した。
大きさの違う50個くらいのネジの山。
外したケーブル10本くらい。
もう、どこがどうだったかわかりません。
覚悟をしていても泣きたくなる私。


そうして、ようやくハードディスクは私の手の上に乗りました。
温かいから虎之助の心臓のようでした。


つづく