ひよことおさんぽにでかけよう!

ルキ=私  ルウ=4歳の娘  チャーリー=旦那様  楽しく子育て奮闘中!

更なる刺客

ダリンの留守を狙って、2人目の侵入者が現れました。

「ゴ   」です。

何故かひと夏に一度現れるゴ。
今年はダリンがいないのを知ってやってきました。(んなわけない)


チビタンとシャワーに入り、体を拭いて台所へ行こうとした時に遭遇。
すっぽんぽんの時にゴと出会う恐怖!

ほんとに勘弁してください。


一人暮らしの時は、ゴが出るとあまりの怖さに見なかった事にしていました。
殺虫剤をかけるのも怖いし、かけたあとの処理も怖いのです。
特に、殺虫剤をかけられたゴがのたうち回った場所には、殺虫剤の毒とゴの油とゴから出たエキスが付着していそうで、もうどうしたらいいか分からないのです。


でも、ダリンの不在に、虫が大嫌いなチビタンと2人。


私が殺るっきゃない!!


裸のままゴ○ジェットを握りしめ、そっと近づいて噴射!

ところが、ポイント噴射が売りなはずのゴ○ジェットは、古かったせいか、トリガーの辺りから液漏れして私の手が殺虫剤だらけに……

異変に気づいたゴはサササッと逃げ、物陰に。

耳を澄ます私。

台所のテーブルの下から、カサと音がする。
椅子の脚の横にヤツを発見!

私は勇気を振り絞って、更に一歩前に進み、トリガーを握る自分の手から滴り落ちる殺虫剤の液をゴに落とした!

命中した!

暴れるゴ。
ゴの最期を見守る私。
セミとの死闘?を繰り広げたばかりなので、少し心に余裕がある。
お亡くなりになられた虫さんならば、捨てるのはさほど難しくない。
厚紙にすくい取って、外にポイッと捨てました。

何故外かと言うと、「死ぬときは土の上」などという温情ではなく、ゴミ箱に捨てる=まだ同じ家の中にいるのが怖いからです。
ゴミ箱に捨てるなら、紙にくるんでガムテープでグルグル巻きにしてビニールに入れて固く縛って潰す、くらいしないと気が済まないけれど、潰すなんて感触味わいたくないんです!!
そんな訳で、マンションの5階から下の道路へポイしました。

一番の問題は、殺虫剤を噴射した跡を洗浄するのが気持ち悪いってこと。

まずはクイックルにオレンジオイルクリーナーをつけて二度拭き。
後にボロ雑巾で水拭きして、雑巾は捨てました。(洗いたくない!)

それ以上どうすることも出来ないので、もう忘れることに。

そして殺人犯のように、神経質に手を洗うのであった。



すべてが終わってリビングに戻ると、チビタンが絵本を見ながら涼しい顔で座っていた。

  私「ゴをやっつけたよ」
  チ「そうなの?」

なんと、チビタンは幸せなことに、ゴに気がついていなかったのだった。

  チ「ゴってなぁに?」
  私「チビタン、ゴ、見たことないの?」
  チ「ないよ」
  私「…へぇ。良かったね」
  チ「ゴってなぁに?」
  私「…虫だよ」
  チ「そうなんだ」

  私「………」
  チ「………」



クールな反応に脱力。
もっと、チビタンを守ったぞ感が欲しかったです。