ひよことおさんぽにでかけよう!

ルキ=私  ルウ=4歳の娘  チャーリー=旦那様  楽しく子育て奮闘中!

戦いの果てに

昨日のセミがどうなったか知りたい?


ブログを書く前、セミが混入した直後、
チビタンはギャーーッ!と叫んで硬直してるし、
私はセミを見失って、部屋のどこにいるか分からず半ばパニックになってるし、
ダリンは生憎、出張でいないし…


チビタンを外廊下に出し、セミを捜そうとする私。

でもすぐに思い留まって、チビタンを部屋に戻す私。

さっき、わたしが箒でセミをカッ飛ばすところを、チビタンは台所から恐る恐る見ていたはず。
ならば、セミが家に入ってどこに飛んで行ったか見ていたかも。
チビタンに聞いてみると、チビタンは震えながら、

  チ「見てたよ。あっち!」
と排水口を指した。
そしてセミ発見!

ヤバい。
ちゃんと表向きになってる。
またいつ飛び立つかと思うとゾッとする……

他の部屋のドアを全部閉め、チビタンをリビングに行かせて、
まずはダリンに電話!

  ダ「セミくらいポイッとやればいいじゃん!」
て言われたらどうしよう(泣)
と不安になって、呼び出し音の途中で思わず切る私。
メールしよう!
いやいや、モタモタしてたら飛んでしまうかもしれない!
やっぱり電話だ!

かなりパニックな私。

ダリンが電話に出た。
  ダ「どうしたの?」
事情を説明した。

  ダ「セミくらいポイッとやればいいじゃん!」
て言われないように、少し芝居がかる私。


するとダリンは、まるで自分もこの場にいるような、真剣な口調になって、テキパキと私に指示を出してくれた(愛)

  ダ「まず、セミが飛ばないようにザルをかぶせて。」

  ダ「それから上に何か重りになるものを乗せて。」

  ダ「今日はそのまま寝て大丈夫だよ。」

  ダ「明日の朝が勝負だね。」

  ダ「朝はまだ生きてるかもしれないけど、大丈夫?」


こうして書いてみると、なんてアホ臭いんでしょう(爆)




ダリンの指示通り、ザルをかぶせて、安心して熟睡できた私たち。
そして一夜が明けました。

朝、ザルの中を見ると、排水口から頭を少し出した姿でグッタリしているセミさん。
まだ生きていらっしゃいます。
息絶えるまでこのままにしておくのは、なんだかちょっと可哀想になってきました。
  セミ「死ぬときは土の上で…」
と言ってるかは分かりませんが、排水口よりはやっぱり木の陰で土の匂いをかぎながらが良いに決まってます。

私はまたまた覚悟を決め、割り箸を持ってきて、ザルをそ〜っと開けました。
割り箸でセミを挟むと、やっぱりジジジッと羽根をばたつかせて暴れます。
少々戦っていると、セミはザルの内側に登ってきました。

よし!そのままザルごと外へ!
私は窓を開け、ザルとセミを外に出し、ザルの縁を壁に打ちつけました。
多分、セミは「あ〜れ〜〜」と言いながら窓の下の茂みの中に吸い込まれて行ったでしょう。


こうして昨夜からの長い戦いは終結したのであった!