ひよことおさんぽにでかけよう!

ルキ=私  ルウ=4歳の娘  チャーリー=旦那様  楽しく子育て奮闘中!

私に足りないこと

私の友人は年上が多い。
仕事でもプライベートでも何かに誘われるのは、先輩だったり、先生だったりして、どこのグループに行っても私が一番年下だったという期間が長い。
さすがにこの年になって、一番年下ということはなくなったけれど、親しくなるのははからずも何故か年上になる。
たくさんの先輩方に可愛がってもらったなぁと思う。
そして、その先輩方は「お礼はいらないから、おまえの後輩にやってやれ」とみんな口を揃えて仰る。
私もいつか後輩たちにお返ししたいと思ってきた。

しかし……どうも私は後輩がついてくるタイプではないらしいのだ。
かなり悲しいけど、仲のいい後輩が周りにいないのだから認めざるを得ない。
私のダリンにはいい先輩もいるけど、ついてくる後輩もいっぱいいる。
私を可愛がってくれる尊敬する先輩方も、ついて行く後輩が多い。
私とダリンや先輩方のどこに、この差があるんだろう?
10代20代の時は、良い先輩に囲まれていることが自慢だった。
けれど、自分が当時の先輩たちより年上になってくると、いつまでも甘えているばっかりなことが情けなくなってくる。

ダリン談の私の印象は、「クール」「つかみ所がなくてポヨンとしている」だそうだが、他の人にも言われたことがあるから、大方そんな印象らしい。
それから、普段は人見知りだ。……いや、そうじゃない場合もあるんだけど、まったく知らない人たちの中にぽんと入れられた時には心細くて泣きそうになる。
ちょっとお知り合いになった人たちの中では、どこまで砕けて話をしたらいいかわからなくてドギマギしてしまう。
だから、ひょろんと長い(身長172cm)見た目と相まって、基本的に頼りない感じに見えるのかもしれない。
う〜ん。
やっぱりどう考えても後輩がついてくるタイプではないなぁ。

ちょっと弁解させてほしいけど、私を知ってる人は私の中味が熱いことや男気あることを知っている。情に厚いかというと、ちょっと違うような気がするけど、年下と女性は守らなきゃという使命感は強い。(ま、この話は今はいいか…)
だから仲良くなっちゃえば、少しくらいは頼れるのだよ。多分。…のハズなんだけど…

それでね、私に決定的に足りないことを発見したの。
それは、誘うこと。
食事でも飲みでも、遊びでも仕事でも。
私は誘われるばっかりで、誘ったことってほとんどないことに気がついた。
考えてみれば、私の先輩たちはみんな私に声を掛け続けてくれた。
初めは緊張するし億劫に感じても、私を選んで誘ってくれることが嬉しくて、ついて行くようになったんだ。
そういえば、ほんの僅か私から声を掛けて飲みに行った後輩たちは“友達”になれたなぁ。
回数が少なくて終わってるけど。
もっと誘えば良かったんだなぁ。
今はちょっと無理だけど、また誘おう!

と、これが先日のシュウチュウ・トレインで考えていたお馬鹿なひまつぶし。

なにがお馬鹿かっていうと、「チビタンには、尊敬する先輩とたくさんの後輩がいて、同輩から一目置かれるようなダリンみたいになってほしいなぁ。」って思ったのがことの始まり。
何年後の話やら…