魅せること

私とダリンはコンサートやイベントの制作会社で働いています。
仕事内容はプロデュース、制作、演出、照明、音響、カメラマン、司会、俳優。など、なんでもこなします。
今日は和太鼓演奏会のカメラマンでした。
撮った写真は宣伝のための資料に使います。
宣伝の資料づくりも、もちろん仕事のひとつです。

私は会社復帰後初めてのカメラマンでした。
和太鼓の演奏はステキでした。

でも…私の問題が……。
カメラを持って走り回りましたが、以前写真を撮っている時に感じたような一体感を得られませんでした。

シャッターを押している時思うのは、演者と観客とのコミュニケーション、レスポンスを、どう写真に収めるかということ。
それには客観的にならなきゃいけないし、感情移入することもある。

表現者側の目線になったり、そこから抜け出して客観的になったり、会場の空気と一体感を持って自由に被写体のターゲットを変えながら臨場感を写真に収めるのには、やっぱり通常の生活では有り得ない集中力が必要なんだ。
それなのに、演奏者と客席と私の間にテンションの差がありすぎました。
久しぶりのカメラマンで緊張感を持って行ったつもりだったのに。

…ああ。
「魅せること」に対して、意識が甘くなっていることに愕然…

強く反省し、自分の歯車をどうやって調整するか考えながら事務所帰ってくると、急遽、来週の演劇鑑賞会の出演が決まっていた。
これも復帰後初めての出演。
ブランク約2年半。大丈夫か!?　私!!

そして、保育園にチビタンを迎えに行くと、園で流行っている水ぼうそうにチビタンもかかっている疑いが……
水ぼうそうの潜伏期間は２週間だとか。。
来週、私もダリンも俳優出演なんですけど………大丈夫か!?　チビタン!!